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とむとむみっちー

ポケモン考察

ウルトラルール 考察 1

なんかTwitterのタイムラインがサンルール一色で楽しそう(目障り)なので腹いせにウルトラルールの環境でも考えましょう

 

折角サンルールを何ヶ月も遊んだのだから土台はサンルールを添えます

 

Step1.ウルトラルールとは?

サンルールでは幻のポケモン、Z技、画竜点睛、ゲンシカイキ、メガ進化が禁止とされていました

ウルトラルールではその多くが解禁され幻のポケモンを除くポケモンが全て使用可能(ただし3-6世代の過去産やVC産は使えない)

過去産アリだとVジェネレートを覚えたレックウザや一部隠れ特性(シンオウ三龍など)が使われることが多いのですが、このルールだと使えません

サンルールとの明確な違いは

Z技、ゲンシカイキ、メガ進化が使える

の3点です

この3点を踏まえてサンルールで強かった構築の強化や弱体化を考えてみましょう

 

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・オーガゼルネ

サンルールでは黎明期から終盤まで多く使われていたオーガゼルネですがウルトラルールではどうでしょうか

〜強化された点〜

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カイオーガゲンシカイキ出来るようになった

この点は強化といえますね。

サンルールだと雨ターンが制限されたりユキノオーバンギラス、日本晴れ等で天候を書き換えられることで対策されていましたが、ゲンシカイオーガの特性始まりの海はエアロック、ゲンシグラードンの終わりの大地、メガレックウザのデルタストリーム以外の干渉は受け付けないので水技の威力が常に1.5倍できるというわけです

 

→環境に飛行タイプが台頭する

サンルールではf:id:TomuTomu0429:20181202201819p:plainf:id:TomuTomu0429:20181202201836p:plainなど草タイプのポケモンカイオーガ対策として起用されていましたが、f:id:TomuTomu0429:20181202201910p:plainf:id:TomuTomu0429:20181202201937p:plainなど強力な飛行打点を持つポケモンが環境入りするため減少することが予想され、相対的に水の通りが良くなります(先程挙げた飛行タイプは水を半減してきますが、同時に氷4倍なので)

 

→ドラゴンポケモンが増える

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ボーマンダレックウザですね。これらが増えることでフェアリーの通りも良くなります(が、これらはカイオーガが4倍弱点をつけるため強化といわれると微妙ではありますが)

とはいえサンルールではそこそこ見かけたゼルネアス対策ポケモンドクロッグウルガモスモロバレルが飛行タイプ強化によって数を減らすため間接的には強化といえますね

〜弱体化した点〜

ゲンシグラードンの解禁

ゲンシグラードンの特性終わりの大地が発動している状態であれば伝説ポケモンのメインウエポンを半減以下で受けられるので厳しいです

また地面技が一貫しているため剣の舞などで積まれた場合は受けが効かなくなるのも辛いですね

メガゲンガーの解禁

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オーガゼルネはメガゲンガー(影踏み)+ゲンシグラードンという並びが苦手です

特にゲンシグラードン対策としてめざめるパワー水を仕込んでいたとしても影踏みロックされては使い物になりません

そういう意味でもメガゲンガー解禁は向かい風といえるでしょう

・総括

サンルールではカイオーガはスカーフやピンチベリーなど持ち物にバリエーションがありましたが、ウルトラルールはゲンシグラードンがいる以上持ち物は藍色玉で固定になるでしょう

ゼルネアスは多くはパワフルハーブ、クセがありますがフェアリーZや眼鏡、スカーフといった選択肢も存在します

メガ進化ポケモンの選択肢としては伝説枠の苦手な草や毒タイプに強く出れるボーマンダクチート辺りでしょうか

ジオコントロールを補佐するためのガルーラも良さげですね(その場合ゲンシグラードンをメタするためにアクアテール、ルナアーラをメタするための噛み砕くなどを採用されそうですね)

全体としては運用できないという程の弱体化はしていないように思いますが、サンルールのように分かりやすい強さは無くなったと言えます

カイオーガ自身スカーフを持つことが出来ないため、サンルールでは先手で潮吹きを打てたであろうゼルネアスやカプ・コケコに先制を許してしまうため潮吹きで一掃するという動きが出来なくなっているのが弱体化の大きなポイントだと思います

ボーマンダを採用するのであれば追い風を、クチートを採用するのであればトリルを採用して潮吹きを打つためのお膳立てをしてやる必要がありそうですね

 

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・グラゼルネ

サンルールでも多かった並びですね

2016年のGSルールではBIG6と呼ばれるグラゼルネが人気だったので多くのプレイヤーに対策されてきた組み合わせです

2016年では初期はめざ氷メガゲンガー+ラムの実クロバット、後期にはゲンシカイオーガ+威嚇枠+レックウザ+ラムの実ドータクンという並びがグラゼルネを対策する手段として取られてきました

サンルールにおけるグラゼルネはどうだったかというと主にスカーフカイオーガから天候を奪いゼルネアスのジオコントロールを通したり、日照り+葉緑素フシギバナで暴れたりしていましたね

基本的にウルトラルールにおいてもカイオーガの潮吹き一掃ルートを防ぎつつゼルネアスの攻撃を通したり、自身の断崖の剣や噴火で一掃する運用がなされそうです

〜強化された点〜

ゲンシグラードン解禁

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4倍弱点である水を無効化し、ゲンシカイキすることで特攻種族値が上昇し高火力の一致晴れ噴火を打てるようになります

また炎タイプがつくことでフェアリーや草への耐性も変化します

 

→鋼タイプの伝説の需要が上がる

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ゼルネアスを止めることができる駒が軒並み減少し、格闘タイプが環境から消え、飛行タイプが台頭してくるため鋼タイプの需要が大きくなります

また2016年には居なかった日食ネクロズマソルガレオが環境入りするため地面技や炎技の通りもよくなることが予想されます

 

・総括

弱体化された点がほぼ無いと言えるくらい強化されています

ただドーブルファイアローの弱体化があるためBIG-CやBIG-Bのような形が流行ると予想されます

 

一つの記事に全て書いていてもしょうがないので続きを次回あげます